個人事業主の初めての確定申告ガイド|会計ソフトで「2月に泣かない」進め方【2026】

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「確定申告、そろそろ準備しないと…」と思い始めるのが毎年この時期です。私も開業1年目は、2月になってから慌てて1年分のレシートをかき集めて地獄を見ました。2年目からはfreee会計で月々コツコツ記帳するようにして、申告作業そのものは実質1日で終わるようになりました。

この記事では、個人事業主が初めての確定申告を、できるだけラクに・正しく終わらせるための手順を、実際に自分でやってきた経験ベースで解説します。会計ソフトを軸にした「詰まらない進め方」が分かります。

ぴよぴよ
確定申告って、何から手をつければいいの…?
センパイセンパイ
順番さえ分かれば怖くないよ。①青色申告の準備→②日々の記帳→③控除の書類集め→④申告書の作成と提出、の4ステップ。今日はこれを1本の線でつなぐね

確定申告の進め方【4ステップ図】

1
青色申告の準備(65万円控除をねらう)
開業時に「青色申告承認申請書」を提出。会計ソフトを入れておく。
2
日々の記帳(ここを自動化できるかが9割)
口座・カードを連携して自動記帳。レシートはこまめに。
3
控除の書類を集める(税金を減らす)
保険料・ふるさと納税・医療費などの控除証明を集める。
4
申告書を作って提出する
ソフトが申告書を自動作成。e-Taxで提出すれば在宅で完結。
この記事の全体像
上の4ステップを、実体験ベースで1本ずつ詳しく解説します。「確定申告そのものの仕組み」を先に知りたい人は確定申告の仕組みを図解【基本情報編】から、節税を強化したい人は節税ガイドもどうぞ。

まず結論:会計ソフトを入れれば、確定申告の8割は終わっている

身も蓋もない話ですが、確定申告がしんどいかどうかは、日々の記帳をどうやっているかでほぼ決まります。2月にまとめてやろうとするから地獄になるだけで、会計ソフトで銀行・カードを連携して毎月自動で取り込んでいれば、申告書は最後にボタンを押すだけに近づきます。

🔗
口座・カードを連携
明細が自動で取り込まれる。手入力ゼロに近づく
📸
レシートは撮るだけ
日付・金額をAIが自動で読み取り
🤖
申告書は自動作成
質問に答えるだけで書類が完成

私はfreee会計を使っています(使い続けている本音レビューはこちら/プランの選び方)。ソフトはfreeeでも他社でも構いませんが、大事なのは「個人用と分けた事業用の口座・カードを連携する」こと。ここが混ざっていると自動化が一気に崩れます(理由は事業用口座の記事で詳しく書いています)。

ステップ1:青色申告の準備(65万円控除を取りにいく)

最初の分かれ道が白色申告か青色申告かです。結論、ほとんどの人は青色一択。理由は最大65万円の特別控除で、これは「65万円分の利益がなかったことにできる」に近い節税効果があります。

  • ✓青色申告には事前の届出(青色申告承認申請書)が必要。開業時に開業届と一緒に出すのが定番です(開業届のネット提出はこちら)
  • ✓65万円控除の条件は「複式簿記」+「e-Taxでの電子申告」。難しそうに聞こえますが、会計ソフトを使えば複式簿記は自動、e-Taxもソフトから直接送信できます

会計ソフト選びで迷うなら、初年度無料で試せるものから触ってみるのが早いです。

やよいの青色申告オンライン

▲ タップで公式サイトへ(やよいの青色申告オンライン・PR)

ステップ2:日々の記帳(ここを自動化できるかが9割)

記帳は「取引をソフトに登録する」作業です。手入力だと心が折れますが、自動化すればスキマ時間で終わります。

ぴよぴよ
レシート、けっこう溜まっちゃってるんだけど…
センパイセンパイ
溜めても大丈夫。撮影して読み取らせれば一気に片付く。むしろ怖いのは『捨てちゃった』方。原則7年保存だから、迷ったら取っておこう
💳
事業用カードで払う
明細連携で自動記帳。現金払いを減らすほどラクに
🧾
撮ってから捨てる
原則7年保存(青色は帳簿7年・書類5年など)
🏠
家事按分で経費に
家賃・光熱費・通信費・車は事業分だけ。根拠づくりの無料ツール

ステップ3:控除の書類を集める(払う税金を減らす)

申告直前に効いてくるのが各種控除です。これは「使える権利を使わないと損」の世界。代表的なものだけ押さえましょう。

🛡️
社会保険料控除
国民年金・国民健康保険の支払額(全額)
🏦
小規模企業共済
掛金が全額所得控除。退職金がわりで節税+老後資金(BCP記事)
💊
iDeCo・保険・医療費
生命保険料控除・医療費控除なども

ステップ4:申告書を作って提出する

ここまで来れば、あとはソフトが質問形式で申告書を作ってくれます。売上・経費は記帳済みなので、追加で入力するのは控除まわりくらい。完成したらe-Taxでそのまま送信して完了です。

会計ソフトはそれぞれ「確定申告書作成」の導線が用意されています。マネーフォワード クラウド確定申告も、質問に答える形で書類まで作れるタイプです。

マネーフォワード クラウド確定申告

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ちなみに、請求書を出す仕事の人は、請求書もクラウドで作って会計と一緒に管理しておくと、売上の記帳漏れが防げます。

Misoca(みそか)

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初めての確定申告でつまずきやすいポイント

🗓️
提出期限は3/15
例年2/16〜3/15。e-Taxが混むので早めに
📩
受信通知を保存
融資・口座開設で提出を求められる控え(楽天銀行の話)
🧮
消費税の要否を確認
売上1,000万円超・インボイス登録者は別途申告

まとめ:今からやるなら「記帳の自動化」から

  • ✓確定申告のしんどさは日々の記帳の自動化でほぼ決まる(2月にまとめてやらない)
  • ✓青色申告(最大65万円控除)を狙う。事前の届出だけ忘れずに
  • ✓会計ソフト+事業用口座・カードの連携で、記帳→申告書作成→e-Tax送信が一直線に
  • ✓控除(社会保険料・小規模企業共済など)は使わないと損

「今年こそ2月に泣かない」ためには、動くのは今です。まずは会計ソフトを無料で触ってみるところから始めてみてください。

投資用マンションなど不動産所得がある会社員の方は、投資用マンションの確定申告を自分でやる判断基準もあわせてどうぞ。税理士代を浮かせられるケースがあります。

※本記事は筆者の実体験と2026年9月時点の一般的な制度に基づく解説です。控除の適用可否や消費税の要否など個別の判断は、国税庁の情報・税務署・税理士にご確認ください。

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