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開業して最初の1年でいちばん困ったのは、個々の手続きのやり方よりも「で、結局いつ何をやればいいの?」という全体像が見えないことでした。開業届、口座開設、会計ソフト、確定申告…点では分かっても、線でつながっていない。
この記事は、そんな1年目の自分に渡したかった「お金まわりの年間カレンダー」です。何を、どの順番で、いつやるか。この1本をブックマークしておけば、迷ったときの地図になります。各ステップは詳しい記事にリンクしているので、必要なところだけ深掘りしてください。
ぴよやることが多すぎて、何から手をつければ…
センパイ大丈夫、順番は決まってるんだ。①開業の初期設定→②毎月の習慣→③年に1回の確定申告、の3層で考えると一気に整理できるよ
STEP 0:開業直後にまとめてやる初期設定
ここは”最初の数週間”でやり切る土台づくり。順番も大事です。
必要な道具と費用の全体像は開業ツール完全ガイドにまとめています。まずここを揃えると、以降が驚くほどラクになります。
STEP 1:毎月やる(15分の習慣で2月に泣かない)
1年目の失敗の9割は「記帳を溜めたこと」。毎月ちょっとだけ触るのが、結局いちばんラクです。
- ✓口座・カードの明細を会計ソフトで取り込む(連携していれば自動)
- ✓レシートを撮って登録→捨てる(原則7年保存なのでデータで残す)
- ✓請求書を出す仕事なら請求・入金の確認(請求書は無料ツールでもOK)
STEP 2:年の後半にやる(9〜12月)
年末が近づいたら、その年の利益が見えてきます。ここで動くと節税の打ち手が増えます。
- ✓9〜11月:確定申告の準備を始める … 初めての確定申告ガイド。2月にまとめてやらない
- ✓自分がインボイス・消費税の対象か確認 … インボイス登録の判断軸
- ✓11〜12月:ふるさと納税・小規模企業共済など節税策 … 個人事業主のふるさと納税(上限は事業所得で決まる)
- ✓使える補助金がないかもこの時期に確認
STEP 3:年に1回、確定申告(2/16〜3/15)
毎月の記帳ができていれば、ここは仕上げるだけ。会計ソフトが質問形式で申告書を作り、e-Taxでそのまま送信できます。
- ✓売上・経費は記帳済み → 追加入力は控除まわりくらい
- ✓e-Tax送信後の「受信通知」は必ず保存(融資・口座開設で提出を求められる)
- ✓消費税の対象者は消費税申告も忘れずに
年間カレンダー早見表
| 時期 | やること |
|---|---|
| 開業直後 | 開業届・青色申告申請/事業用口座・カード/会計ソフト導入 |
| 毎月 | 明細取り込み・レシート登録・請求/入金確認 |
| 9〜11月 | 確定申告の準備開始・インボイス/消費税の確認 |
| 11〜12月 | ふるさと納税・共済などの節税・補助金チェック |
| 2/16〜3/15 | 確定申告(e-Tax送信)・受信通知の保存 |
| 随時 | もしもの備え(BCP・防災) |
まとめ:順番さえ分かれば、開業のお金まわりは怖くない
最初にまとめて土台づくり
(届出→口座→カード→会計ソフト)
毎月15分の記帳習慣
で確定申告の9割は終わる
年の後半に節税の打ち手
(ふるさと納税・共済・補助金)
2〜3月に確定申告
受信通知は必ず保存
この記事をブックマークして、迷ったら戻ってきてください。各ステップの詳しい記事へのリンクを地図がわりに、自分のペースで一つずつ進めれば大丈夫です。
事業が育って人を雇う段階になったら、個人事業主が初めて人を雇うときの手続き・給与計算ガイド【保存版】もあわせてどうぞ。
※本記事は2026年9月時点の一般的な制度・スケジュールにもとづく解説です。提出期限や制度の詳細は年により変わることがあるため、国税庁の情報・税務署・税理士でご確認ください。
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開業から運営まで、順番にまとめています
この記事は個人事業主の開業・運営 完全ガイドの一部です。会計・契約・集客・雇用など、他のテーマもまとめて読めます。


