個人事業主の車は経費でいくらまで?按分・減価償却・名義をやさしく図解

※本記事には広告が含まれます

「車って経費でいくらまで落とせるの?」——上限額はありません。ポイントは事業で使う割合(按分)と根拠。ガソリンから減価償却、名義の話まで、やさしく整理します。

先に結論
車も事業で使う割合だけ経費にできます(家事按分)。ガソリン・保険・車検・駐車場・自動車税、そして車体の減価償却まで対象。「いくらまで」の上限はなく、按分の根拠が全てです。名義は個人のままでOK。

車で経費になるもの

⛽
ガソリン・EV充電
走行分に応じて按分
🛡️
自動車保険
任意保険の保険料も按分で経費に
🔧
車検・整備・タイヤ
維持にかかる費用
🅿️
駐車場・高速・洗車
事業利用分を計上
🧾
自動車税・重量税
税金も按分対象
📉
車体の減価償却
購入費を年数で分けて経費に

按分の決め方(走行距離が基本)

いちばん説明しやすいのは走行距離での按分。「事業の走行距離 ÷ 総走行距離」で割合を出します。難しければ使用日数(週◯日仕事で使う)でもOK。

按分の方法 計算のしかた
走行距離ベース 事業km ÷ 総km(メーターや記録で)
日数ベース 事業使用日数 ÷ 全体(週5/7など)
運転日報や簡単な記録を残すと按分の根拠になります。運転記録アプリを使うとラクです。

車体は「減価償却」で分けて経費に

減価償却の基本
車の購入費は一度に全額ではなく、耐用年数で分けて経費にします。新車の普通車は6年、軽自動車は4年が目安。中古車は年数が短くなり、その分1年あたりの経費を大きくできます。

名義は個人でも、家族名義でもOK?

生計を一にする家族名義の車でも、実際に事業で使っていれば按分して経費にできます。ただし「本当に事業で使ったか」の根拠は必要。ローンやリースの場合も、按分の考え方は同じです。

保険の見直しで固定費も下げる

車を持つと保険料も毎年かかります。一括見積もりで見直すと固定費を下げられます(社用車の自動車保険と経費の記事)。経費の全体像は経費の完全ガイドもどうぞ。

記帳は会計ソフトで按分まで自動

やよいの青色申告オンライン

▲ タップで公式サイトへ(やよいの青色申告オンライン・PR)

よくある質問

ぴよぴよ
プライベートと兼用でも経費にできる?
センパイセンパイ
できます。事業で使う割合だけ按分すればOK。全額を経費にするのは避けましょう。
ぴよぴよ
高級車でも経費になる?
センパイセンパイ
事業で使っていれば按分して経費にできます。ただし事業内容に対して不自然に高額だと否認リスクも。実態が大事です。
ぴよぴよ
リース・カーローンは?
センパイセンパイ
リース料は按分して経費に。ローンは元本は経費でなく、車体を減価償却+利息を按分で経費にします。

まとめ

  • ✓車は事業割合だけ経費。上限はなく按分の根拠が全て
  • ✓ガソリン・保険・車検・税金・減価償却まで対象
  • ✓按分は走行距離が基本。記録を残す
  • ✓名義は個人でも家族でもOK。実態と根拠を用意
🗂️
開業から運営まで、順番にまとめています
この記事は個人事業主の開業・運営 完全ガイドの一部です。