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2026年9月9日、Appleが初の折りたたみスマホ「iPhone Duo」を発表しました(予約10月16日/発売10月23日、256GBで364,800円〜)。話題の中心は7.6インチの折りたたみ画面ですが、個人事業主にとって見逃せないのは別のポイントです。
iPhone Duoは物理SIMカードに対応していません。eSIM専用です。
「SIMカードを差し替えて使う」運用がこの機種ではできない——つまり乗り換えを考えている人は、契約している回線がeSIMに対応しているかを先に確認する必要があります。この記事では、eSIM専用機への乗り換えを機に「仕事用と個人用の2番号を1台にまとめる」という個人事業主向けの構成を解説します。
ぴよ
センパイeSIM専用は困る話ではなく、2番号運用のチャンス
eSIMは「スマホに内蔵されたSIM」に契約情報を書き込む方式です。物理カードの差し替えは不要で、1台に複数の回線を入れて同時に待ち受けできるのが最大の特徴です。
私は開業時からスマホ1台にeSIM×2(個人用+事業用)を入れて運用しています。開業すると、開業届・請求書・特定商取引法の表記・名刺と、電話番号を書く場面が一気に増えます。そこに個人の番号を書くと、LINEやSNSに紐づいた「個人情報のハブ」を取引先に渡すことになる。だから事業用の番号を分けるわけです。
- ✓着信時にどちらの番号宛かラベルで分かる(「仕事」「個人」と表示)
- ✓LINEは個人番号に紐づけたまま、取引先には事業用番号だけ渡せる
- ✓事業用回線の通信費は経費にできる(事業利用分)
詳しい運用ノウハウと実際のコストは、こちらの記事にまとめています。
→ 個人事業主の電話番号はスマホ1台・2番号運用で|eSIM×2を月1,000円以下で使う実体験
乗り換え前チェック:回線がeSIMに対応しているか
iPhone Duoに限らず、今後のスマホはeSIM専用化が進む流れです。乗り換え前に確認すべきはこの3点です。
| チェック項目 | ポイント |
|---|---|
| ① 今の回線がeSIM対応か | 大手キャリア・主要格安SIMはおおむね対応済み。ただしプランによっては手続きが必要 |
| ② eSIMの再発行手数料 | 機種変更のたびにeSIMを書き換える。ここが有料の回線だと地味に効く |
| ③ 2回線目を足したときの月額 | 事業用番号を足すなら、待ち受け中心の低容量で安く維持できる回線を |
私が事業用回線に使っている楽天モバイルはeSIM対応で、契約から開通までオンライン完結。使ったデータ量で料金が決まる段階制なので、待ち受け中心の事業用番号なら月1,000円前後で維持できます(3GB未満1,078円、2回線目は最強家族プログラム適用で968円。2026年9月時点)。Rakuten Linkアプリからの国内通話が無料なのも、取引先と電話が多い事業には効きます。
ぴよ
センパイ高額端末こそ「事業用の根拠」を整えておく
iPhone Duoは最安構成でも36万円超。これを事業でも使うなら、経費計上の根拠づくりはセットで考えたいところです。
- ✓10万円以上の端末は原則、減価償却(青色申告なら30万円未満の少額減価償却資産の特例が使える場合あり — 36万円超のDuoは対象外)
- ✓仕事と私用の兼用なら使用割合で按分。「事業用番号での通話・業務アプリの利用が中心」など説明できる状態にしておく
- ✓2番号運用にしておくと「この端末で事業用回線を運用している」という事業利用の説明がしやすくなる副次効果も
※税務の個別判断は事業の実態によります。最終判断は税務署・税理士に確認してください。
まとめ:eSIM専用時代の準備は「回線の見直し」から
- ✓iPhone Duoは物理SIM非対応・eSIM専用。乗り換え前に回線のeSIM対応を確認
- ✓eSIM専用化はむしろ1台2番号運用への追い風。個人番号を仕事に晒さない構成を作るチャンス
- ✓事業用回線は待ち受け中心なら月1,000円前後で維持できる。通信費は経費
- ✓高額端末は減価償却と按分の根拠づくりをセットで
端末代そのものを抑えたい方は、最新iPhoneを安く手に入れる方法(回線・中古・高価買取)もあわせてどうぞ。
※本記事は2026年9月時点の公開情報(Apple発表・各社料金)と筆者の2番号運用の実体験に基づきます。iPhone Duoの仕様・価格・発売日、各回線の料金や適用条件は変更されることがあるため、最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。
