そもそも投資ってした方がいいのか?
最近、よく投資の記事や周りで投資を始めたり
2024年4月から新NISAが始まるなど
投資のニュースを目にする機会が増えたと思います。
”投資で失敗し借金をしてしまった”などネガティブな話も聞いたりすると
投資をするのに後ろ向きな考えになっている方も多いかと思います。
ただ、今後日本でも投資や投資の知識は必要になってくると考えています。
なぜ、必要になってくるのかについて記載していきます。
なぜ投資が必要なのか
投資が必要な理由は2点あります。
①老後2,000万円問題
皆さんも1度は聞いたことがある老後2,000万円問題ですが
日本では今後年金だけでの老後資金の準備だけでなく
他に2,000万円分の準備が必要と金融庁が試算を出したように
老後資金を貯めていく必要があります。
ではなぜ貯金ではなく、投資なのかというと
資産の成長と複利効果により資産が増えるためです。
一般的な全世界の株式に投資したときのシミュレーションで具体的に説明します
条件は
・25年間
・年6%の利回り(この利回りは過去実績なので信憑性があります)
で2,000万円を貯めるには
・月28,900円の積み立てで達成可能です。
月28,900円だと
28,900円×12ヶ月×25年で
なんと8,670,000円で2,000万円を貯めることが可能なんです!
銀行の場合、利息はほとんどないので2,000万円をそのまま貯金するしかないのですよね
②所得を増やす必要が出てくるため
なぜ今後、所得を増やす必要が出てくるかというと
・日本だけがどんどん貧しくなっている
・国内と国外のサービスの垣根がなくなってきている
の2点が挙げられます。
日本だけが貧しくなるとは、下の図にあるように賃金が上がっていないということです。
2つ目の国内と国外のサービスの垣根がなくなってきているとは
例えば、
ネットフリックスやiPhoneなど日本以外の会社のサービスや製品を利用する機会が増えたことで
海外の価格が日本でも適用される機会も増えてしまったことを指します。
海外では賃金と物価が上がるインフレが一般的ですが
日本では長らく物価が下がり賃金も下がるデフレ状態になっていました。
そのため、海外メーカーの製品やサービスを使う場合
海外のインフレした価格とデフレで下がってしまった日本の賃金で支払うと
日本人にとっては海外の人より負担が大きくなってしまうのです。
終わりに
投資の必要性について書いてきましたが
大きく2点への対応の必要性を感じて頂けたでしょうか?
投資は誰かのお金が誰かの富になるような犠牲を生まないモノだと思います
なので少しでも興味が湧いたら
豊かな人生を歩めるよう、少額でもいいので少しずつ投資を始めていきましょう。